「聖女のはずが、どうやら乗っ取られました」の感想

乙女ゲームの世界への異世界転移。

聖女として異世界に召喚されてしまった美少女。でもなんともう一人同時に償還されていてそちらの少女「ヒメ」が聖女として迎えられたのでした。

「先読みの聖女」として未来に起きる出来事をひらめき、隣国との戦争を勝利に導く。

特別な能力があるかもしれないと、観察対象になり、大魔術師の元で毎日実験の日々。

しかし「癒し」の魔術は使えるのに追放されてしまった主人公。

戦争中の国境付近の修道院へ送られる主人公。いいなりなるなんてまっぴらごめんだと一人で生き抜く決意を固める。

が、ヒメの命令で街はずれで暗殺されることになる！剣で切られ死ぬほどの重傷だったが、癒しの魔術で何とか切り抜け、暗殺されたと思わせることができた！

神父に保護され穏やかに生活する主人公のアニス。

しかし運命を変えるために動きだすことを決意する！

しなやかに、たくましく自分の力で未来を切り開く聖女の物語に好感。殺されそうになっても、困難を乗り越える精神力に地道な努力の聖女の活躍が気持ちいい！

追放されても”聖女”の『癒やし』力があれば大丈夫?

『助けてくれませんか？　YES or NO』
よくある流れで乙女ゲーム『救国の花園』の世界に聖女として召喚されてしまった「アニス」。
だが、一緒に召喚された同郷のヒメに『聖女』の座を奪われてしまう…！
使えるようになっていた「癒やし」の魔術も認めてもらえず、僻地の村へ追放されてしまうアニス。
この先のシナリオが進めば、いずれ隣国ファーグロウにいる将軍が死亡し、ヒメが聖女として君臨する悲惨なエンディングを迎えることになる。
アニスにとって、それは死…。自身の生き延びる道を探すため、将軍を救い、シナリオを変えることを決意するのだけど?

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